この特別セミナーは、今年11月から作品を募集する「タイプデザインコンペティション 2019」を記念して開催するものです。アートディレクターの葛西薫氏(株式会社サン・アド)、モリサワ賞欧文部門審査員のサイラス・ハイスミス氏が登壇し、書体の作り手と使い手の双方の視点から、今後の書体デザインやタイプフェイスへの期待などについて幅広く講演します。さらに、モリサワ賞和文部門審査員の鳥海修氏(有限会社字游工房)の進行で行われる特別対談では、実際に作品が製品化された入賞者とともにフォント開発の過程を振り返ります。
第6回タイプデザインコンペティション特別セミナー 「文字を作る、文字を使う」
開催概要
日 時:2018年8月28日(火) 17:00~19:30(16:30開場)
場 所:東京国際フォーラム ホールD7
東京都千代田区丸の内3丁目5-1
定 員:170名
その他:参加無料、同時通訳あり、要申込み(お申込みフォームはこちら)
講演タイトル
「字・言葉・物語」葛西薫
「Writing & Drawing 書くことと描くこと」サイラス・ハイスミス
特別対談「文字がフォントになる瞬間」
鳥海修
井口博文・北原美麗(2014年度和文部門明石賞)
浪本浩一(2014年度欧文部門明石賞)
タイプデザインコンペティション 2019とは
新たな表現力とチャレンジ精神に溢れた作品を世界各国から募る、書体デザインに特化したアワードです。前身となる「モリサワ賞 国際タイプフェイスコンテスト」(1984年)以来、30年以上にわたって各界を代表する多彩な審査員とともに、書体デザイナーの発掘とデザインを発信する機会の創造に取組んでいます。過去最大となる49の国と地域から応募のあった前回(2016年)には、和文・欧文部門あわせて700点を超える作品が寄せられました。
タイプデザインコンペティション 2019の応募期間は2018年11月1日から2019年1月31日で、審査会を経た2019年7月に結果発表を予定しています。
※定員に達し次第、お申込の受付を終了させていただきます。ご了承ください。