「第20回 組込みシステム開発技術展（ESEC）」出展にさきがけ、中国認証機関を招聘して「中国政府認証フォントの実際と対策」セミナーを開催します。

2001年から中国に輸出する電子製品に中国語簡体字のフォントを搭載する場合は、中国政府から認証を受けたフォントの搭載が義務づけられ、対象はプリンタ、ソフトウェア、情報端末、オーディオ、ゲーム、医療、産業用など、あらゆる機器やソフトウェアなど多岐にわたります。

認証済みフォントの利用契約を行わず、中国当局から違約を求められ、製造元のみならず利用者にも影響を及ぼした例もあり、フォントの搭載には正しい知識が必要です。このセミナーでは中国から認証機関を招聘し、認証済フォント利用の義務対象や製品範囲、文字セットなど、正確な情報を認証機関の立場から講演します。また、商業利用が厳しく制限されている中国語フォントをグラフィックデザインで利用する時の注意点も合わせて解説します。

モリサワは、認証取得済の各種フォントをご提供し、想定されるさまざまなリスクを回避し、また調達を国内企業同士の取引として納税義務を不要とするなど、皆さまに安心して中国ビジネスを展開いただけるよう支援しています。

会場：株式会社モリサワ 東京本社・大阪本社（東京から中継）
講師：国家語委言語文字規範標準測査認証中心（通称：語委） 王氏
　　　株式会社モリサワ フォントソリューション課

定員：各70名